隻手音声 日記 −せきしゅんのおんじょうー

The sound of the one hand 結核・舌ガンに続く肺ガンの闘病後の母の介護の日々の心にうつりゆく由無し事を、そこはかとなく書き付けてみました。

「眠らぬ街」 企業城下町に問われる「結いの心」

「眠らぬ街」は、中日新聞のトヨタ様特集第三弾である。その第一回の「つながりを見失って」の記事の最後に、以下の言葉が書かれていた。

『巨大企業が2年間で4兆円の営業利益を積み上げる一方で、下請け企業との絆、原点の志を忘れていく。そのおひざ元の街もまた、使い捨ての労働力とされた人たちが、地域とのつながりをなくし、希望を見失っている。「トヨタの足元」「カローラの魂」に続く「眠らぬ街」では、企業城下町に問われる「結いの心」を考える。』

トヨタ様は、一体誰のための金儲けをしているのだろうか。「手段の目的化」が顕著になる時、組織は本来の存在意味を見失い、ひたすら「手段の純粋追求」にのめり込み、創業時の純心性を喪失し、崩壊への序章となる。驕れる者は久しからずである。

乾杯時に参加者に自ら酒を注いで回らないトヨタ様にたいして、こびへつらい寄り添うモノ達に囲まれていることの危険性に気付かないなら、ビックスリーの後追いをしているようなものである。

何のための利益追求なのか。利益が誰も幸せにしないなら、その企業の命脈は尽きたも同じである。

アメリカの企業の失敗は、そこに働く者たちの自尊心を満たさず、幸せをもたらさなかったからではないだろうか。ひたすら数字を追求するだけで、職場から人間性を失ったことが労働意欲の低下を招き、ひいては産業の地盤沈下をもたらした。

最後には物づくりの魂をなくし、マネーゲームに終始しだす。あのGEは、現在何で利益を上げているのだろうか。かっての戦勝国としてのアメリカンライフの主役であった家電品ではないことは確かであろう。

トヨタ様は、乱心した殿様になっているのではないか。黒沢監督が描いた、あの殿様のように・・・

今生産ラインで汗を流す労働者達を虐げている管理職も、実は自身を組織に簒奪され、心を失い赤い血の流れない「ヒト」以外のものになってはいないだろうか。

貴兄の家庭は、温かいですか?

貴兄の子供達は、天使の微笑をしていますか??

貴兄は今日手作りの家庭料理を食べただろうか???

つながり見失って 眠らぬ街<1> 結いの心
これじゃ根づけない 眠らぬ街<2> 結いの心
「母さんを頼んだぞ」 眠らぬ街<3> 結いの心
優しい日本人 どこへ 眠らぬ街<4> 結いの心
信じ合えず、悲しいネ 眠らぬ街<5>:結いの心
この恩は永遠に 眠らぬ街<6>:結いの心

事実上強制された業務 トヨタの桎梏

  トヨタ自動車は21日、生産現場の従業員が勤務時間外にグループで取り組む「カイゼン」活動について、残業代を全額支払うことを決めた。生産現場の従業員がグループ単位で改善提案に取り組む「QCサークル活動」の中核である活動である。

あまりに当然過ぎて、何をいまさらと思わざるおえない。最近日本マクドナルドが、「名ばかり管理職」に対する残業代未払い問題で指弾されたた流れを受けて、トヨタ様は方向転換したように思わせているのではないだろうか。

これからは「公の業務」としての「カイゼン」であり「QC活動」となるのだから、コレまで以上に成果を求められることになる。「カイゼン」の提案が、はっきりと強制であり義務化するのは目に見えている。

トヨタ様の冷酷非情さは、さきの地元紙の中日新聞の「結いの心 トヨタの足元」という特集記事を読めばはっきりしている。

この先トヨタ様の生産現場で働けるのは、低賃金で身分不安定な非正規雇用のロボットの代わりの作業員か、よっぽど有能で常に何かを提案できるごく少数か、もしくは生産現場で汗を流す人々にたいして血も涙もない冷血漢の正規社員となるであろう。

これまでトヨタ様を支えてきた企業文化が(「カイゼン」「QC活動」「カンバン」)が、システム化してトヨタ様自身の首を絞めることになりつつある。

中日新聞の「結いの心 トヨタの足元」という特集記事に続く、特集記事「カローラの魂」
絆の原点忘れるな カローラの魂<1>:結いの心
一体感どこへいった カローラの魂<2>:結いの心
職人の誇り置き去り カローラの魂<3>:結いの心
裸のつき合い あるか カローラの魂<4>:結いの心
映ったのは「不信」だけ カローラの魂<5>:結いの心
人は合理化できない カローラの魂<6>:結いの心
薄れゆく「世のために」 カローラの魂<7>:結いの心
コップの手におごり カローラの魂<8>:結いの心

中日新聞 結いの心 トヨタの足元

yui.gif今中日新聞の朝刊に、「結いの心 トヨタの足元」という特集記事か連載されている。地元紙の中日新聞にしては、「トヨタ様」の現状に踏み込んだ内容となっている。






希望見えぬ「世界一」 トヨタの足元<1>
「身の丈見失うな」 トヨタの足元<2>
誰のための削減か トヨタの足元<3>
町工場の事情がある トヨタの足元<4>
努力だけじゃ勝てぬ トヨタの足元<5>
「つぶれても仕方ない」 トヨタの足元<6>
号令一下、政治まで トヨタの足元<7>
鉄くずまで削られる トヨタの足元<8>

これらを読めば、いかにトヨタ様が非情なお殿様であるがよく分かる。ご自慢の「カイゼン」ですら、コストカットの方便に成り下がっている。そもそもが、モノづくりの工夫のために始まったものが、非人間的生産現場と、下請けへのコストカットの理由のための手段になっている。またカンバンシステムを押し付けて、互いに助け合ってきた中小の下請け各社を潰していく。

今のトヨタ様のなさっていることは、滅んでいった戦国大名のようである。領民を重い年貢て虐げていた領主のように。

いかにトヨタ様が利益を上げようと、そこに働く非正規雇用の労働者達は自分達の作っている車を買えないし、職人気質の優秀な下請けはドンドン潰れていく。

誇りと謙虚さを失った企業の行く末は、明瞭である。世界をリードしてきた米国のビックスリーの惨状を見れば十分であろう。

前にアメリカのウォルマートの記事を読んだことを思い出している。アメリカ最大の量販店である。メーカーにとって、取引出来れば大量の発注により安定経営が期待されていた。ところがどっこい、一端取引が始まると、嵐のような価格の値下げにさらされる。

大量発注をこなしているうちに、ウォルマートからの受注なくしては会社が成り立たない。さりとてドンドン値下げされて、利益が無くなる。ここまでくると、もはや底なし沼状態で、引くに引けず、結局赤字で倒産することになる。

車の生産を支える技術を持った企業の数は、有限である。もう直ぐ潰してしまった代わりがない状態になる事は明白である。それがトヨタ様の首を絞めることになるだう。今自分自身が、自分が首を突っ込んでいる首吊りのの輪の紐を、自分自身で引っ張っていることに気付いていないのではないだろうか。

補足) 08/05/19
8回をもってトヨタの足元の連載が終了した。この特集を読んだなら、いかにトヨタ様が「大企業病」に蝕まれているかがよく分かる。病膏肓に入っているようである。この頚木の自覚がないなら、トヨタ様の明日はないだろう。何故なら、現在の世界の変化のスピードは、以前より遥かに速いから、病の症状が現われるのが速くなっているだろうから。

連休終わって・・・「異様なる威容」と「可愛いナャ」

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 結局連休は何処へも出掛けず、母の介護に終始して過ぎてしまった。ストレスから、ビールと水割りの量が増えただけだった。今日は久しぶりの訪問看護とペパーさんの来宅があり、刺激的な一日だったので、昼食をヘルパーさんと喋りながら食べた後、直ぐウトウトしていた。その間に、久しぶりに熱田イオンに買い物に出かけた。

その途中、神宮東公園(北側)の池で見かけたアイガモの親子。毎年池の中の小島で雛を孵しているのだけれど、今年は、三羽孵ったようである。最近団地のゴミ捨て場に覆いをするようになって、カラスの数か減っている。以前はカラスに狙われて、うまく育たないことが多かった。団地にいついているネコも、ここまでは来ないので、池のほとりで休憩していても大丈夫のようである。気持ち良さそうに泳いでいる親子を見ていると、心和むものがある。

一応写真の上でクリックすると、少し大きくなる。

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例の高層マンション「ザ・ライオンズ ミッドキャピタルタワー」の「異様なる威容」。公園からと、建物の東側のパチンコ店の駐車場から撮影してみた。建物の近くだと、仰ぎ見るだけで首が痛くなる。もはや何階まで出来ているのか、目で数えられなくなってきた。下のほうの階の部屋に、電灯が点いていたから、モデルルームとして公開しているのかもしれない。

異様なる威容 2

今日、久しぶりに熱田イオンに買い物に行った。そのの帰り道、高層建築フェチのマコト君宛てのメールのために、携帯電話のカメラで撮ったのが、「ザ・ライオンズ ミッドキャピタルタワー」の以下の写真である。

隣に写っている茶色のマンションが、12階建である。広告では、47階建とのことなので、コレでも半分ほどであるらしい。

マコト君へのメールには、携帯電話のビデオで撮った映像も添付しておいた。何しろもはや座り込んでカメラの角度を調節しても、近くからはその異様さをとらえきれなくなっている。

以下はその「異様」さを伝えるため、サムネイルは使用していない。ブラウザー等の関係で表示が崩れたなら、悪しからずご容赦願いたい。

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いかん!

名古屋検定の受験票が届いた。
いかん、全く勉強が進んでいないガヤ。
ナジョスペ。
うぅん、何で突然東北弁になるんだ?!?!
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なごや四百年検定

昨年末、肺がんの手術後に本屋さんで見かけて購入してあった、
なごや四百年検定 公式テキスト
名古屋商工会議所 発行
中日新聞 発売
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うっかり忘れていて、受験申し込みをしていなかった。二月一日の締め切りになっていた。一月三十一日の中日新聞の片隅に、締め切りの記事が出ていて、あわてて書留で申し込んでおいた。

最近とみに、記憶力と集中力と根気がなくなってきた。また介護の日々で、それを何とかこなすだけで、気分的にも余裕がない。

そんな日々の刺激として、挑戦しようかとおもっているが、いかにせん苦手な、漢字(人名、地名等)と数字(年号)が多数登場してくる。歴史のストーリーを理解することは出来ても、個々の年号とか人名になると、記憶できないのは学生時代と同じである。

この公式テキストから七割出題されるそうだから、多分合格しそうにない。三月九日の試験日までに、何回この本を読めるやら・・・

「異様」なる「威容」

マコト君愛好の高層建築物の一つで、今日現在では名古屋一の高層マンションとなる予定の、建築中の「ザ・ライオンズ ミッドキャピタルタワー」の今日の様子を、名鉄神宮前駅名物(?)の開かずの踏み切りの陸橋から撮影した。

遠目には周りの建物と比較して、コレでも「半立ち」状態と思われる。
一体全体コレが完全な「勃起」状態となったなら、一体どんな高さとなるのであろうか。

名古屋駅前には同じ様な高さの高層建築が出来たが、近隣にいくつかあるからその「異様」さも麻痺するが、単独での高層建築物は、「威容」を誇るというより、周りの風景との違和感が際立って「異様」でしかない。
HIMG0079.jpg

右隣に見える茶色のマンションでさえ、十階以上あるはずである。
HIMG0077.jpg

同マンションの北側が、旧大同特殊鋼の跡地にできた熱田イオンである。またその周りは、少なくなったとはいえ工場地帯であり、住んでいる人は少ないので、ヤッカイナ日照権の問題も少ないように思われる。

すぐ南の神宮東公園は、旧陸軍工廠の跡地てある。熱田神宮の周囲は、その様な工場地帯としての歴史を歩んできた。

バブル崩壊後は、他と同様に、中小の沢山あった工場がドンドン潰れていった。

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Author:ncubrick
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