隻手音声 日記 −せきしゅんのおんじょうー

The sound of the one hand 結核・舌ガンに続く肺ガンの闘病後の母の介護の日々の心にうつりゆく由無し事を、そこはかとなく書き付けてみました。

what's new?

今夜も三時ごろに、何度もむせていた母の咳に目覚めて様子を見に行った。その後もゴソゴソしている母の声に度々部屋へいったので、結局こちらは完全に眠気が消えてしまった。

しょうがないので、先日中日新聞に出でいた高校入試の国語の問題をやった。間違えたの二問だけだったからソコソコの点数がとれたはずである。納得がいかないのは、第一問の「その内容が、この文章に書かれていることに最も近いものを選べ」というやっである。

出題されていたの、茂木健一郎先生の「すべては脳からはじまる」の中の、建築家中村好文さんの作品の特徴である暖炉の炎から、太古から脳内に刻み込まれたイメージについて言及されている。

「私たちの視覚系や情動系には、炎が安らぎを与える象徴として深く刻み込まれている。生きるという『物語』の中には、炎は本来、分かちがたく組み込まれてのである。」
「私の心の中に、『かつてあった家』、『今でもどこかにあるかもしれない家』に対する渇望がめらめらとよみがえった。それと同時に、脳の中の原始的な情動が心地よく刺激されたようにも思ったのである。」

正解とされたのは・・・・
なんだ答えを見間違った。正解だった。間違ったのは一問だけとなる。指定された言葉を入れて要約しろ、という問題が何点もらえるか分からないけれど、90点ぐらいにはなるだろう。やはり一流進学校には入れそうにない。

昨日は名大病院の歯科・口腔外科で、いつもの歯のクリーニングをしてもらってきた。三月で人事異動の季節なので、耳鼻科の病棟に挨拶に行った。珍しく入院中にお世話になった中堅どころの看護師さんたちがほとんど出勤していた。師長さんを含めて、仕事のお邪魔にならないように少し話をしてきた。

N師長さんは小児科へ、担当看護師だったYさんは消化器科へ、Sさんは大学(大学院?)に通うそうである。N師長とYさんには、移動先の病棟に顔を見せるように言われた。移動のなかったAさんは、「私がいるから、ここにも」と笑っていた。

Yさんは、ガンで家族を亡くして看護師を目指した人なので、入院中イロイロお世話になった。N師長さんとは、退院したからの方がイロイロ話をする機会が多くなっていた。術後母も入院したので、入院後半は相談にのってもらったりしていた。

Sさんは、典型的なお嬢様として育ったような人なのだけれど、慌てず騒がず日々の看護をこなしていた。母も気に入っていた印象がある。Aさんは菩薩観音のような笑顔に特徴がある人で、仕事の手際もよい中堅である。残念ながら、よく冗談を言い合っていたA・Yさんの姿はなかった。

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